海外ネットワーク(NHK) |
わたしは日曜日の夕方6時からのNHK海外ネットワークという番組をときどき見ます。
テレビも新聞も常々国際ニュースが少ないと感じているのなかで、 この番組はある程度時間をとって深彫りしているところが好きです。
先日コンゴ民主共和国について特集していました。 コンゴ民主共和国は豊富な資源があるにもかかわらず 最貧国の一つであるとのことでした。 豊富な資源をめぐって内戦が起こり、 そこに利権を求める外国がそれぞれに資金援助をする。。。 しかしようやく建国以来ほとんど初めてといっていい選挙が行われているそうです。 資源があることで争いが起こったり、経済的にかえって遅れてしまうことを 「資源の呪い」というそうで、コンゴ民主共和国はまさにそれでした。
コンゴ民主共和国はダイアモンド、金、銅、ウラン、その他希少金属が 豊富にあり、コンデンサに使われるタンタルという希少金属は 携帯電話などにも欠かせず、日本と関係が深いそうです。 その鉱山では子どもも多く働いており、 場合によって被曝することもあるそうです。
貧しい国を豊かにする。それは各国がみんな目指しているところであり、 しかし、うまく行っているところは少ないという現実があります。 逆に日本は最も成功した国の一つではないかと思います。
わたしはこの日本に生まれた幸運を感謝しつつ、 自分にできることはなんだろうかと考えます。
小さいことではいろいろあるのかもしれませんが、 結局、その国を良くするのはその国民が自分たちでするしかないのではと思います。
冷たいようですが、問題は当事者でないと解決できないということではないかと考えます。 もちろん周りで手助けすることは可能でしょうが、 当事者がやる気がなかったらどうしようもないのでは。
コンゴ民主共和国はようやく選挙が行われたということで、 その一歩を踏み出したところです。
是非、良い方向に向かって欲しいと思います。
スポンサーサイト
|
copyright © 2005 いちのお気楽生活 all rights reserved.
.